ウルトラアイ
シン・ウルトラマン、見てきた
特撮というジャンルが好きで
中でもウルトラは原体験なので特別
シン・ゴジラを大成功させた製作スタッフが作るこのプロジェクトで興奮しないわけがない
発表からずっと超楽しみにしていた
以下ネタバレ
開始1分で胸を掴まれる
ウルトラQオマージュのOP
シンゴジラのタイトルが出てきて身構える
と、それを破ってシンウルトラマンのタイトル
そして矢継ぎ早に現れるQの怪獣
素晴らしい…口元がニヤけてしまう
本編
早速怪獣出現
すかさず早口会議シーン
子供を救いに走る主人公
そこへ現れるウルトラマンは銀一色
圧倒、瞬殺、中空でロスト
完璧なデビュー戦
主要キャストの演技がイマイチだなとだけちらっと思った
会話の内容も緊張の緩和を狙っているのか軽い感じで自分に合わない
2戦目は人類を認識していて、守ってくれる存在かもという示唆
ワンパンで沈めるところはエヴァみたい
樋口監督による庵野さんリスペクト?
3戦目は早速正体バレ
初めて禍特隊の手助けを得ての勝利
戦闘はここが一番良かった
暗闇の市街戦闘に加えてトドメの爽快感がバッチリ
4戦目のメフィラスから明らかにCGのクオリティが下がり始めた
作品の出来不出来にあまり関与しないとはわかりつつ
普段ハリウッドに慣らされているとどうしても…ゲームの戦闘を見ているようだ
原因が予算だとするならば、これ以上ない布陣で作った作品なのにあまりに寂しい
βカプセルも急に外連味では済まないダサさだったし
問題のセクハラ気味なシーンもこのパートに集中してる
所詮60代のおっさん達の作品か…と
CGの不出来と並んでかなり不満
滑ってたギャグもここは唯一笑えた
山本耕史の裏のありそう、というか得体の知れなさが外星人にピッタリ
最終戦
ゼットン出現の元ネタが瞬時に分かった自分も大概オタク長くやってるな〜となる…
CGのことはもう言うまい
だけど逆転方法が説明だけで画面だと殴って終わりというのはつまらない
その時に表示されてたタイマーもなんでここで心重ねてみたいな演出なんだとうんざり
オマケでブラックホールに吸い込まれるウルトラマンもうーんな感じ、長いし
マンとゾフィーの会話、ここは今後に繋がる話だ
この世界に今後セブン、帰マンはじめ兄弟達が来るのだろう
色々不満はあった
見終わった後は期待の高さに反して内輪ネタ満載
原作愛が強すぎるが故に人を選ぶ作品
ゴジラみたく大衆にも受ける大ヒットはなさそうと勝手に悲しくなってた
でもこの世界が続いて欲しいと思っているので死ぬほど売れて欲しい
兄弟達の活躍でもいいし、再びマンが現れるのも見たいし、Qな前日談でも大歓迎!
ウルトラマンの存在感、アクションはめっちゃ良かった
ずっと迷ってるフィギュアを買ってしまいそうなくらいに
それと米津の曲、めっちゃ合ってた
音楽の売れない時代のトップランナーは違うね...